事故車の販売の有無

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事故車と呼ばれる自動車が中古車として販売されるケースがあります。文字通り過去に事故歴のある自動車ですが、もう少し細かな定義があります。事故や災害によって自動車の骨格部分が損傷して、修理の手の入っている自動車のことを事故車といいます。現在では板金塗装の技術も進化していて、かなりひどいダメージを受けた自動車でも一見すれば、事故車と判別できないようなところまで修復することも可能です。しかしやはり骨格部分にダメージがありますので、自動車の走行性能はダウンしている可能性があります。実際、事故車のデータを見てみると、販売された事故車のうち故障の報告があった割合はおよそ4割に達するといいます。事故車は一般の中古車と比較すると、かなり安い価格で購入できます。

しかし安いとはいっても後々のトラブルのリスクを想定した場合、購入すべきでないことがわかります。しかし先ほども紹介したように、事故車かどうかは一見して簡単に判別できません。そこで事故車の販売していないような中古車販売店で自動車を購入する必要があります。中古車販売店では色々な中古品の販売サービスを行っていてその中には、お客さんに安心して中古車を購入できるようなサービスもあります。中古車販売店の中には、自動車の状態に関してきちんと書類で提示してくれる販売サービスを行っている業者もあります。大手の販売店を見てみると、最大で2000項目にわたって自動車の状態を検査してくれます。しかも段階別に表示をしてくれるので、どこにどのようなダメージがあるのかをきちんとお客さんも把握して中古車を購入できるわけです。

また自動車の状態を詳細に伝えてくれることで、もしその中古車を購入したらどこに不具合が将来起きるのかをあらかじめ予見できます。その結果、自動車のメンテナンスをする時にどこを重点的に行えばいいのか、整備に関していろいろな希望や指示を出すことも可能になります。


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